第19回大会開催要項

  1. 期日:2023年12月16日(土)大会
    2023年12月17日(日)関連企画
  2. 会場: 青山学院大学 青山キャンパス
  3. 大会日程(予定)
    9:00~      受付
    9:30~13:00  研究発表
    14:00~16:30 シンポジウム
    16:45~17:30 総会
    4. シンポジウム
    テーマ:子どもの権利と保育・幼児教育
    ―― 歴史と現状 ――
    提案者:喜多明人(早稲田大学[名])
    浅井幸子(東京大学)
    稲井智義(北海道教育大学)
    指定討論者:近藤幹夫(白梅学園大学[名])
    司会:未定

〈趣旨説明〉
本大会は、子どもの権利条約の採択から35年、日本の批准から30年にあたる2024年を目前にした時期に開かれる。そこで、この30年ほどの間に世界や日本の子どもの権利をめぐる状況がどう変化し、現在どのような地点に達しているか―その概観と保育・幼児教育への提起について、歴史と現状の双方から考えてみたい。
具体的には、まず第1提案者として、子どもの権利(条約)に関する研究・運動の第一人者である喜多先生(非会員)から、上記の概観をしていただく。つぎに、それを受けて、第2提案者の浅井会員に、子どもの権利(条約)からみた主に欧米諸国の保育動向の特徴と課題について、第3提案者の稲井会員から、近代日本における子どもの権利探求の動きと保育の歴史について、それぞれ問題を提起していただく。さらに、保育の研究・実践に深く通じている近藤会員から各報告への質問などを伺いたい。最後に、人権途上国と評せられる日本社会において保育・幼児教育の歴史研究に携わっている会員諸氏との間で、問題をめぐる意見や取り組み・情報などを交換したい。多くの方々の参加をお待ちしています。

5. 大会参加費
会員・非会員ともに1,000円、大学院生は無料(受付で学生証を提示してください)。なお、今回は懇親会の開催はいたしません。

6. 研究発表の申し込み
① 申し込み方法
第19回大会の申込書は、学会HPからダウンロードしてください。9月11日(月)までに記入済みの「研究発表申込書」を電子メールに添付して学会事務局へお送り下さい。

申込書


宛先:admin★youjikyoikushi.org(★を@に変えてください)

数日内に到着メールを送信します。
② 発表資格
・一般会員:申し込み時に年会費を納入済みのこと
・新入会員:申し込み時までに入会手続きを終え、年会費を納入済みのこと
③ 発表時間
1人(1グループ)あたり30分(質疑応答5分を含む)を予定していますが、変更する可能性もあることをご了解ください。
④ 発表受付手順
学会事務局で申し込みを受領した後、理事会にて発表内容を検討します。その結果、発表数調整のため、個別に連絡を差し上げる場合があります。

7.関連企画(愉フォロ会)のご案内
 大会翌日「海外の幼児教育史の研究動向を愉しみながらフォローする会(愉フォロ会)」を開催いたします。オンラインの場合には追って詳細をご案内します。
日時: 12月17日(日) 9時半から
内容: 星三和子 『イタリア・ピストイアの乳幼児教育』(明石書房、2023年)の読書会を予定しております。                 (幹事:塩崎美穂)